米SNS大手ツイッターの取締役会は15日、「ポイズンピル(毒薬条項)」と呼ばれる防衛策を講じて、起業家のイーロン・マスク氏による買収提案に対抗する考えを明らかにしました。
ポイズンピルはマスク氏以外の既存株主に割安価格で新株を取得する権利を与え、同氏所有の株を実質的に希薄化するというものです。発行済み普通株式の15%以上が取得された場合に発動するとしています。
ポイズンピルを発動してもマスク氏の買収を阻止できるとは限りませんが、買収額がつり上がり、取締役会との交渉を余儀なくされることになる可能性はあります。