米民間宇宙企業のスペースXは17日、再び米軍の偵察衛星を打ち上げることに成功したと発表しました。偵察衛星を搭載したロケット「ファルコン9」は、米カリフォルニア州のバンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられました。
ファルコン9はイーロン・マスク氏率いるスペースXが開発した軌道投入ロケットで、再利用を可能にすることでコスト削減をはかっています。スペースXは2017年に史上初めて、同じロケットの2度目の打ち上げを成功させていました。
米国家偵察局(NRO)によると、17日の打ち上げに使われたロケットは、今年2月にNROの衛星打ち上げに使われたのと同じロケットでした。