大手商社の三菱商事はアメリカのIT大手「マイクロソフト」創業者のビル・ゲイツ氏が脱炭素事業の育成支援のために立ち上げたファンドに1億ドル、約130億円を出資することを決めました。
三菱商事が出資するのは、ゲイツ氏が去年立ち上げたファンド「ブレークスルー・エナジー・カタリスト」です。
このファンドは次世代のエネルギーとして注目される水素や使用済みの油などから作る航空燃料など脱炭素に向けた4つの分野を支援します。
三菱商事はアジアでは初めて1億ドル、約130億円を出資し、脱炭素の新技術が早く普及することを目指すとしています。
また、このファンドに出資する石油大手「シェル」やアメリカン航空など12社と連携し、投資先の判断などを行うということです。