かわいい動物の動画を視聴することがストレスや不安の軽減につながる可能性があるとの研究結果が発表されました。今回の研究は英リーズ大学が西オーストラリア州の観光当局と提携して行いました。
研究ではかわいい動物の画像や動画を30分にわたって視聴することが血圧や心拍数、不安にどのような影響を与えるか調査しました。
30分の動画には子猫や子犬、クアッカワラビーなどの動物が登場しました。クアッカワラビーは西オーストラリア州に生息する生き物で、「世界一幸せな動物」と呼ばれることもあります。
研究は2019年12月に学生15人と職員4人を対象に、ストレスが高まる冬の試験期間に合わせて実施しました。
動画を視聴後、全ての事例で、血圧と心拍数、不安が減少しました。
不安については自己評価によって計測するSTAIを使いましたが、こちらも35%の減少がみられました。