カリフォルニアの象徴ともいえるヤシの木が火の粉を散らしながら燃えています。山火事は住宅街の近くまで迫っていました。高齢者施設の入居者たちはバスに乗って避難しました。
周辺の空には大きな灰の塊が飛びました。火の勢いが増すにつれ、灰の大きさはどんどん大きくなっていったといいます。アメリカ・カリフォルニア州の各地で頻発している山火事は有名なワインの産地にも被害をもたらしました。焼け落ちてしまったのは、ナパバレーのワイナリー。ブドウの木がくすぶり続けていました。
カリフォルニアワインの産地であるナパ郡やソノマ郡では数万人が避難を余儀なくされています。地元メディアによりますと、ナパ郡の避難対象区域内には少なくとも143軒のワイナリーがあるといいます。