オーストラリア海軍は13日までに、同国の駆逐艦が先週末に米サンディエゴに入港した後、船体に付着していた絶滅危惧種のクジラ2頭の死骸が外れ、発見に至る出来事があったと明らかにしました。
クジラ2頭は、サンディエゴ海軍基地に停泊した豪海軍艦「HMASシドニー」の近くで見つかりました。同基地は米海軍太平洋艦隊の主要な拠点港となっています。
オーストラリア海軍は声明で、「海軍は海洋哺乳類の安全を真剣に受け止めており、今回の事案が起きたことに心を痛めている」と述べました。
CNN提携局10ニュースによると、死んだのはナガスクジラで、シロナガスクジラに次ぎ世界で2番目に大きいクジラの種です。死んだ2頭のうち1頭は体長約20メートル、もう1頭は体長約7.6メートルだったということです。