去年3
月、
神奈川県山北町の
山中で、
登山中の46
歳の
女性が
滑落して
死亡した
事故で、
警察は
案内役だった
男性が
危険性のあるコースを
通る際に
安全管理を
怠ったとして、8
日業務上過失致死の
疑いで
書類送検する
方針を
固めました。
去年3
月、
神奈川県山北町にある
丹沢山系の
山の
尾根で、
神奈川県秦野市の46
歳の
会社員の
女性が
登山道から
滑落して
死亡しました。
捜査関係者によりますと当時、民間の団体が認定する「登山インストラクター」の59歳の男性が女性のガイド役を務めていて、警察が詳しく調べたところ、予定より遅れたため事前の計画を変更し危険性があるコースを通っていたことがわかったということです。
その際、男性はザイルを使うよう指示するなどの安全管理を怠っていたということで、警察はこうしたずさんな対応が事故の原因になったとして、8日、男性を業務上過失致死の疑いで書類送検する方針です。
これまでの調べに対し男性は「亡くなったことに責任を感じている。女性の技術を過信して、対策を怠っていたかもしれない」などと話しているということです。