英ジャガーは19日、新しいロゴを発表した。ジャガーは「新時代」への移行を目指し、全車種を電気自動車(EV)にする目標を掲げている。
ジャガーは102年の歴史を誇る老舗自動車メーカー。全てを大文字でそろえたロゴから、「モダニズムの力強い賛美」である新たなロゴに変更する。
新しいロゴは、米国の「ジャグ・ワー」よりも、欧州側の「ジャグ・ユー・アー」に少し近いものだという。
ジャガーはEVメーカーへの移行を目指しており、英国では新車の販売を停止している。最初のEVは2026年に生産が始まる見通し。
ゴールドの新しいロゴは独自のフォントを採用し、「G」と「U」以外は小文字で構成した。「大文字と小文字をシームレスに融合させることで、視覚的な調和を持つ意外性」を表現しているという。
ジャガーを模した「リーパー」のデザインも変更されたほか、「J」と「R」をあしらったモノグラムも登場した。
ジャガーの最高クリエーティブ責任者(CCO)、ジェリー・マクガバン氏は声明で、「これはジャガーの本質を捉えなおす再構築であり、かつてジャガーが愛された価値観に立ち返りつつ、現在の支持者にふさわしいものにしている」と述べた。