ことしの春の叙勲で
▼「桐花大綬章」を受章したのは
▽元衆議院議長の伊吹文明さんです。
▼「旭日大綬章」は
▽前の官房副長官の杉田和博さん
▽元外務大臣の田中眞紀子さんなど11人が
▼「瑞宝大綬章」は
▽元検事総長の大野恒太郎さん
▽前の侍従長の小田野展丈さんなど4人が受章しました。
また
▼外国人の叙勲では
▽アメリカのルース元駐日大使らが「旭日大綬章」を受章しました。
親授式は出席者全員がマスクを着用するなど感染対策を取ったうえで、午前10時半ごろから皇居・宮殿の「松の間」で行われ、天皇陛下から一人ひとりに勲章が贈られました。
続いて、受章者を代表して伊吹さんが「これからもおのおのの立場で、日本国、日本国民、そして人類のため何ができるかを考え、努力してまいりたいと存じます」などと、あいさつしました。
これに対して天皇陛下は「長年、それぞれの務めに励まれ、国や社会のために、また、人々のために尽くしてこられたことに深く感謝いたします」などと述べられました。
このあと受章者たちは、勲章を身につけて宮殿の前で記念撮影に臨みました。