国際研究グループに
参加する
日本の
研究者が
今夜記者会見を
開き、
天の川銀河の
中心の
巨大ブラックホールの
輪郭の
撮影に
成功したと
発表しました。
このブラックホールは地球から2万7000光年離れた「いて座」の方角にあります。
画像では、強い重力に引き寄せられて高温になったガスによって明るい輪のようなものが見え、その中央には光が脱出できないために黒い穴のようになった「ブラックホールの影」が写しだされていています。
研究グループは天の川銀河の成り立ちを理解する重要な手がかりになるとして注目しています。
会見を行った東京大学の小藤由太郎さんは「天の川銀河の中心にブラックホールが存在するという視覚的かつ直接的な初めての証拠だ」と意義を説明していました。