さらに、これまでに1000以上いじょうの集落しゅうらくを解放かいほうしたということで、ゼレンスキー大統領だいとうりょうは「ウクライナの防衛ぼうえいを続つづけている者ものたちは、わが国わがくにの土地とちや海うみから占領せんりょう者しゃを立ち去たちさらせるため、ハルキウ州しゅうで起おきているのと同おなじことを、着実ちゃくじつにもたらすだろう」と述のべ、今後こんごも反撃はんげきを続つづける考かんがえを示しめしました。

また、アメリカのシンクタンク「戦争せんそう研究所けんきゅうじょ」も13日にち、「ウクライナはハルキウでの戦たたかいで勝利しょうりしたとみられる」と分析ぶんせきしています。

軍事ぐんじ的てきに中立ちゅうりつの立場たちばをとってきたフィンランドは12日にち、軍事ぐんじ侵攻しんこうについての世論せろんの高たかまりなども背景はいけいに、NATOへの加盟かめいを速すみやかに求もとめるべきだとの立場たちばを明あきらかにしていて、電話でんわ会談かいだんでニーニスト大統領だいとうりょうは、自国じこくを取り巻とりまく安全あんぜん保障ほしょう環境かんきょうが根本こんぽん的てきに変かわったなどと説明せつめいしたということです。

これに対にたいし、プーチン大統領だいとうりょうは「フィンランドにとっての安全あんぜん保障ほしょう上じょうの脅威きょういは存在そんざいせず、軍事ぐんじ的てき中立ちゅうりつという伝統でんとう的てきな政策せいさくを放棄ほうきするのは誤あやまりだ」と批判ひはんしました。

そして「フィンランドの外交がいこう方針ほうしんの変更へんこうは、長年ながねんにわたる両国りょうこくの互恵ごけい関係かんけいに否定ひてい的てきな影響えいきょうを及およぼす可能かのう性せいがある」と強つよくけん制けんせいしました。

さらに、プーチン大統領だいとうりょうは、ウクライナとの停戦ていせん交渉こうしょうについて「真剣しんけんで建設けんせつ的てきな対話たいわに関心かんしんを示しめさないウクライナ側がわによって事実じじつ上じょう中断ちゅうだんしている」と述のべ、ウクライナ側がわの責任せきにんで交渉こうしょうが中断ちゅうだんしていると一方いっぽう的てきに批判ひはんしました。