2021年度に、新型コロナウイルスが働く人にうつって労災だと認められたのは、1万9000件ぐらいでした。前の年度の4倍ぐらいに増えました。
労災だと認められると、病院で無料で治療してもらうことができます。仕事を休んだ時には、1日の給料の80%をもらうことができます。亡くなった場合は、家族が年金などをもらうことができます。厚生労働省は、誰からうつったかはっきりわからなくても、仕事と関係があることがわかったら、労災だと認めています。
新型コロナウイルスがうつった人の中には、長い間具合がよくならないで後遺症が続く人がいます。厚生労働省は、後遺症で仕事を休んだ場合も労災だと認めるので、申し込んでほしいと言っています。