米議会下院約50年ぶり「UFOに関する公聴会」映像公開も - Easy News

アメリカ議会ぎかいで17日にち、およそ50年ねんぶりに未み確認かくにん飛行ひこう物体ぶったい＝UFOに関にかんする公聴こうちょう会かいが開ひらかれました。政府せいふによりますと、これまでにアメリカ軍ぐんなどで多おおくのUFOの目撃もくげき情報じょうほうが報告ほうこくされていて、国防こくぼう総省そうしょうの高官こうかんは実態じったいの解明かいめいに取り組とりくんでいると説明せつめいしました。

UFO＝未み確認かくにん飛行ひこう物体ぶったいをめぐっては、アメリカ国防こくぼう総省そうしょうが特別とくべつチームを設もうけて調査ちょうさを行おこなうなどしていて、アメリカ議会ぎかい下院かいんで17日にち、関係かんけい者しゃが出席しゅっせきして公聴こうちょう会かいが開ひらかれました。

この中なかで国防こくぼう総省そうしょうの高官こうかんは「アメリカ兵へいたちが未み確認かくにんの航空こうくう現象げんしょうに遭遇そうぐうしていることを把握はあくしており、飛行ひこうの安全あんぜん性せいへのリスクとなるため起源きげんの特定とくていに取り組とりくんでいる」と説明せつめいしました。

また、公聴こうちょう会かいでは飛行ひこう物体ぶったいを撮影さつえいした映像えいぞうが公開こうかいされ、このうち球体きゅうたいが航空こうくう機きを横切よこぎる映像えいぞうについて、アメリカ海軍かいぐんの幹部かんぶは「この物体ぶったいが何なにであるか説明せつめいできない」と指摘してきしました。

一方いっぽう、暗視装置あんしそうちを通をとおして撮影さつえいしたという光ひかる物体ぶったいについては、無人むじん航空こうくう機きと結論けつろんづけたと説明せつめいし「収集しゅうしゅうした情報じょうほうから物体ぶったいが何なにかを理解りかいするには多大ただいな努力どりょくが必要ひつようになる」と述のべました。

アメリカ政府せいふは去年きょねん6月つき、UFOに関にかんする報告ほうこく書しょを公表こうひょうし、これまでに軍ぐんなどで140件けん余あまりの目撃もくげき情報じょうほうが報告ほうこくされたとしているものの、そのほとんどの正体しょうたいについては結論けつろんが出でていないとしました。