都「リバウンド警戒期間」終了へ 23日以降認証店には制限せず - Easy News

東京とうきょう都とは、飲食いんしょく店てんに対にたいして協力きょうりょくを求もとめてきた利用りようの人数にんずうや時間じかんの制限せいげんの依頼いらいを、認証にんしょうを受うけた店みせでは今月こんげつ23日にち以降いこう、行おこなわないことを決きめました。また、都民とみんの都内とないへの旅行りょこうに1泊はく当あたり5000円えんを補助ほじょする事業じぎょうを来月らいげつ中ちゅうに試行しこう的てきに始はじめます。

東京とうきょう都とは、小池こいけ知事ちじらが出席しゅっせきして新型しんがたコロナウイルスの対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎを開ひらきました。

この中なかで、都とは、まん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちが解除かいじょされたあとの、ことし3月つき22日にちから続つづけてきた「リバウンド警戒けいかい期間きかん」を、22日にちで終おえることを決きめました。

これに伴ともなって、飲食いんしょく店てんに対にたいして利用りよう人数にんずうを1グループ8人にんまで、滞在たいざい時間じかんを2時間じかんまでに制限せいげんするよう求もとめてきた協力きょうりょくの依頼いらいは、今月こんげつ23日にち以降いこう、行おこないません。

ただ、都とから感染かんせん対策たいさくの徹底てっていの認証にんしょうを受うけていない店みせは、利用りよう人数にんずうを1グループ4人にんまでとし、酒さけの提供ていきょうは午後ごご9時じまでとするよう引き続ひきつづき協力きょうりょくを依頼いらいします。

そして、事業じぎょう者しゃに対にたいしガイドラインを順守じゅんしゅするなど、感染かんせん防止ぼうし対策たいさくを徹底てっていするよう求もとめることにしています。

また、都民とみんに対にたいしては、引き続ひきつづき混雑こんざつしている場所ばしょや時間じかんを避さけるなど、対策たいさくを徹底てっていするとともに、早はやめのワクチン接種せっしゅを求もとめます。

一方いっぽう、都とは、都民とみんの都内とないへの旅行りょこうに1泊はく当あたり5000円えんを補助ほじょする事業じぎょうを、ワクチンを3回かい接種せっしゅした人ひとや検査けんさで陰性いんせいが確認かくにんされた人ひとなどを対象たいしょうに、来月らいげつ中ちゅうに試行しこう的てきに開始かいしすることを明あきらかにしました。

事業じぎょうの成果せいかを見みながら、国くにの「Go Toトラベル」の再開さいかいや、感染かんせん状況じょうきょうを踏ふまえて、その後そのごの対応たいおうを検討けんとうしていくとしていて、感染かんせん対策たいさくの徹底てっていを求もとめつつ社会しゃかい経済けいざい活動かつどうの再開さいかいに向むけた取り組とりくみを進すすめます。

コロナ病床びょうしょう 5000床しょうに減げん

東京とうきょう都とは新型しんがたコロナウイルスの患者かんじゃのために確保かくほしている病床びょうしょうについて、今いまの7216床しょうから5000床しょうに減へらします。

都内とないでは、新型しんがたコロナの入院にゅういん患者かんじゃが第だい6波はのピークのおよそ4分ぶんの1程度ていどに減へり、病床びょうしょうの使用しよう率りつが最近さいきんでは15％程度ていどと低ひくい値ねで推移すいいしていることや、コロナの医療いりょうと通常つうじょうの医療いりょうとの両立りょうりつを図はかることなどが理由りゆうです。

今後こんご、病床びょうしょう使用しよう率りつが40％を超こえ、かつ上昇じょうしょう傾向けいこうであれば、再ふたたび病床びょうしょうを増ふやすということです。

小池こいけ知事ちじ “活気かっきある東京とうきょうを一いち日にちも早はやく”

東京とうきょう都との小池こいけ知事ちじは会議かいぎのあと、記者きしゃ団だんに対にたいし「医療いりょうのひっ迫ひっぱく状況じょうきょうは改善かいぜんし、新規しんきの陽性ようせい者しゃ数すうも下降かこう傾向けいこうだ。また、懸念けねんされていた大型おおがた連休れんきゅうでの感染かんせん拡大かくだいも見みられなかった」と述のべました。

そのうえで「基本きほん的てき感染かんせん防止ぼうし対策たいさくを徹底てっていすることで拡大かくだいを抑え込おさえこみ、活気かっきやにぎわいあふれる東京とうきょうを一いち日にちも早はやく取り戻とりもどしていきたい」と述のべ、感染かんせん対策たいさくと社会しゃかい経済けいざい活動かつどうの両立りょうりつを図はかる考かんがえを強調きょうちょうしました。

一方いっぽう、旅行りょこうを補助ほじょする事業じぎょうを試行しこう的てきに開始かいしすることについて「3回かい目めのワクチン接種せっしゅと、都内とないの観光かんこう業ぎょうの促進そくしんという両方りょうほうの観点かんてんを総合そうごう的てきに考かんがえたものだ。『トライアル』という形かたちだが、これからの感染かんせん状況じょうきょうなども見定みさだめながら進すすめていく」と述のべ、今後こんご、国くにが「Go Toトラベル」の再開さいかいをどう判断はんだんするのかも注視ちゅうししていく考かんがえを示しめしました。