日本新聞: トヨタが「空飛ぶ車」開発に出資東京五輪の聖火台目指す

トヨタが「空そら飛とぶ車くるま」開発かいはつに出資しゅっし東京とうきょう五輪ごりんの聖火せいか台だい目指めざす

May 14, 2017 14:05

Furigana

プロペラでドローンのように空中くうちゅうに浮うかぶ「空そら飛とぶ車くるま」の開発かいはつが民間みんかんレベルで進すすむ中なか、トヨタ自動車とよたじどうしゃなどが開発かいはつを加速かそくさせようと、今後こんご３さん年間ねんかんで４よん０ぜろ０ぜろ０ぜろ万まん円えん余あまりを出資しゅっしすることになりました。「空そら飛とぶ車くるま」は、トヨタなどのエンジニアが有志ゆうしで開発かいはつを進すすめているもので、四方しほうについた８やっつの羽はねでドローンのように空そらを飛とぶことを目指めざしています。

これについて、トヨタをはじめグループ企業きぎょう１いち５ご社しゃが開発かいはつを加速かそくさせようと、有志ゆうし団体だんたいに対にたいして今後こんご３さん年間ねんかんで４よん２に５ご０ぜろ万まん円えんを出資しゅっしすることになりました。

これまで有志ゆうし団体だんたいは、クラウドファンディングなどで開発かいはつ資金しきんを募つのっていましたが、トヨタなどが出資しゅっしすることで当面とうめんの資金しきん不足ふそくが解消かいしょうされることになります。２に０ぜろ１いち９きゅう年ねんの１月いちがつごろには有人ゆうじん機きとして完成かんせいさせ、２に０ぜろ２に０ぜろ年ねんの東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの聖火せいか台だいに空そら飛とぶ車くるまで火ひを灯ともしたいとしています。

「空そら飛とぶ車くるま」をめぐっては、欧米おうべいのベンチャー企業きぎょうなどが次世代じせだいの乗り物のりものとして実用じつよう化かに向むけた開発かいはつの動うごきを加速かそくさせています。トヨタとしても、自動じどう運転うんてん車しゃなど新あたらしい技術ぎじゅつ開発かいはつが進すすむ中なか、空そら飛とぶ車くるまの支援しえんに参画さんかくすることで自動車じどうしゃ開発かいはつの新あらたな可能かのう性せいを探さぐりたいとしています。