学習院女子高等科で、眞子さまの担任を務めた坂口由美子さんは、眞子さまとの最初の出会いについて、友達と鬼ごっこをしていた眞子さまが「かくまってほしい」と言って職員室に逃げ込まれた時だったと振り返り、「なんて天真らんまんでかわいらしい方だろうと思いました」と話しました。
また、高校時代の眞子さまについて、「友達思いで、まじめな人柄で、健康面にも恵まれ、欠席は3年間で1日だけでした」と話しました。
そのうえで、「とても優秀で、特に、英語と現代文、古文などが優れていらっしゃいました。文章を書く能力が高く、エッセーなど感性的な文章を上手に書かれていました」と話しました。
坂口さんによりますと、眞子さまは、授業で日本画を学んだほか、茶道部で稽古に励み、3年生の時には文化祭に母親の紀子さまを招いてお点前を披露するなど、日本の文化に興味を持たれていたということです。
また、高校卒業後に学習院大学に進まず、国際基督教大学への進学を希望された時のことについて、坂口さんは「眞子さまは『帰国子女や外国人の学生がたくさんいる環境で、国際感覚を磨きたい』と話されていました。『皇族は海外の方ともふれあう機会が多いので』とも話されていて、皇族としての自覚のもとでの決意だと感じました」と振り返りました。
坂口さんは「皇室を離れても、日本文化に対する関心と国際的な関心の両面を持ち続けていただきたいと思います。温かい家庭を作られることを願っています」と祝福していました。
眞子さま高校時代の担任「温かい家庭を」
眞子さまの高校時代の担任は「温かい家庭を作られることを願っています」と話しています。
学習院女子高等科で、眞子さまの担任を務めた坂口由美子さんは、眞子さまとの最初の出会いについて、友達と鬼ごっこをしていた眞子さまが「かくまってほしい」と言って職員室に逃げ込まれた時だったと振り返り、「なんて天真らんまんでかわいらしい方だろうと思いました」と話しました。
また、高校時代の眞子さまについて、「友達思いで、まじめな人柄で、健康面にも恵まれ、欠席は3年間で1日だけでした」と話しました。
そのうえで、「とても優秀で、特に、英語と現代文、古文などが優れていらっしゃいました。文章を書く能力が高く、エッセーなど感性的な文章を上手に書かれていました」と話しました。
坂口さんによりますと、眞子さまは、授業で日本画を学んだほか、茶道部で稽古に励み、3年生の時には文化祭に母親の紀子さまを招いてお点前を披露するなど、日本の文化に興味を持たれていたということです。
また、高校卒業後に学習院大学に進まず、国際基督教大学への進学を希望された時のことについて、坂口さんは「眞子さまは『帰国子女や外国人の学生がたくさんいる環境で、国際感覚を磨きたい』と話されていました。『皇族は海外の方ともふれあう機会が多いので』とも話されていて、皇族としての自覚のもとでの決意だと感じました」と振り返りました。
坂口さんは「皇室を離れても、日本文化に対する関心と国際的な関心の両面を持ち続けていただきたいと思います。温かい家庭を作られることを願っています」と祝福していました。
眞子さまとボランティアの女性「すてきな家庭を」
東日本大震災のあと、眞子さまとともに、岩手県と宮城県の被災地でボランティアに取り組んだ女性は眞子さまと小室さんの婚約の内定について、「すてきな家庭を築かれることを願っています」と話しています。
眞子さまは東日本大震災から4か月後の平成23年7月に2度にわたって「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」が主催するボランティア活動に参加し、岩手県と宮城県の小学校の体育館などで子どもたちとふれあわれました。眞子さまとともに活動した「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」の津田知子さんは眞子さまの当時の活動ぶりについて「子どもたちと一緒に工作を体験した時に、作り方が分からなくて困っている子どもに声をかけて、手助けされている姿が印象的でした。スタッフや子どもたちと自然にふれあわれていました」と話しました。
眞子さまは活動のあと、自分の目で見た被災地の現状についていろいろな人たちに伝えたいと話されていたということで、津田さんは「活動で得たことを被災地の復興のために伝えようと思っていらっしゃるところがすばらしいと思いました」と振り返りました。津田さんは「婚約の内定は、眞子さまが自分の意思で自分の人生を切り開かれていく第一歩だと思います。眞子さまが、小室さんとすてきな家庭を築かれることを願っています」と話していました。
小室さんの留学時代の知人も祝福
小室さんはICU=国際基督教大学に在学中の2012年秋から13年の初夏にかけてアメリカ・ロサンゼルスにあるUCLA=カリフォルニア大学ロサンゼルス校に留学していました。
ICUの卒業生で、現地に住む立川珠里亜さんは、小室さんを自宅に招いて食事をしたり、帰国後に日本の法律事務所を紹介したりと親交があったということです。当時の小室さんの印象について「おとなしく、礼儀正しい印象でした。自宅にパーティーに招いても片付けを手伝ってくれたりお礼の電話をかけてきてくれたりして当時、夫と親のしつけが行き届いている証拠だねと話したのを覚えています」と話していました。
また、眞子さまとの婚約については、テレビのニュースで知り、その後、小室さん本人から電話があったということです。
この中で、小室さんからは「ご迷惑をおかけしてすみません」と謝罪があったといい、それに対して「頑張ってね」と声をかけたということです。
さらに、当時、ブータンに滞在中だった眞子さまのことを尋ねると「もうじき帰って来られます」と丁寧な言葉遣いだったことが印象的だったということです。
最後に立川さんは「小室さんは、いつも、休みをとって遊びに来たいと言っていたので、また、遊びに来てほしいです」と、再会を心待ちにしていると話していました。
また、小室さんは、現地に住む馬上直さんが開いていたマーケティングなどを教えるセミナーに参加していました。
小室さんは、半年にわたって週に1回、セミナーに参加していたということで、馬上さんは「明るくて、好青年。しっかりとした意思を持っていた」と当時の小室さんの印象を語りました。
また、馬上さんは音楽活動をしていて、小室さんは留学中だけでなく帰国後も日本で行われた馬上さんのライブを見に来ていたということです。
馬上さんは「日本で2回、いずれもお母さんと見に来てくれていて、直近の去年6月に会ったときには、『結婚することになります』と話していたので、『おめでとうございます』と声をかけました。そのときにはお相手は聞かなかったのですが、婚約について聞いて『あ、そうだったんだ』と思いました」と話していました。
そして、婚約について小室さんに対して「おめでとうございます」とお祝いのメールを送ったところ、「ぜひ、ライブに伺いたい。また連絡くださいね」と返信があったということです。
馬上さんは、眞子さまとの婚約について「彼の価値観で選んだ方だと思います。想像するにいろいろな面で制約があり大変だと思いますが、何ごとにもとらわれずに決めたことではないかなと思います。これから自分たちの新しい価値観ですてきな人生を築いてほしいと思います」と述べ、新しい門出にエールを送っていました。
テニス協会も祝福
眞子さまが名誉総裁を務める「日本テニス協会」は、会長などが祝福の言葉を贈りました。
眞子さまはおととし10月、秋篠宮さまが23年間務めてきた活動を引き継いで、「日本テニス協会」の名誉総裁に就任されました。そして、協会が主催する大会の観戦や式典への出席をされてきました。
日本テニス協会は、眞子さまの婚約内定について畔柳信雄会長と福井烈専務理事が記者会見し、畔柳会長は「心からお喜びを申し上げたい。眞子さまが名誉総裁として出席した国内大会の抽せん式では、選手1人1人に声をかけるなど大変優しくふるまって下さった。中学生の時にテニスをしていたこともあり常に熱心に試合を観戦されていた」と、当時の様子を振り返りました。
また、眞子さまがことし2月に東京・江東区で行われた国別対抗戦を観戦された際に試合を説明した福井専務は、「選手の世界ランキングやプレースタイル、作戦などについて熱心に質問されていた。ご婚約と聞き、大変うれしく思っている。心からお喜びを申し上げたい」とお祝いの言葉を贈っていました。
日本工芸会理事長「末永いご多幸を」
眞子さまが去年6月から総裁を務められている日本工芸会の林田英樹理事長は「謹んでお祝い申し上げます。総裁にご就任以来、伝統工芸の奨励のためにお力を尽くしていただき、ありがたく存じています。お二方の末永いご多幸をお祈り申し上げます」というコメントを出しました。
皇居前でも祝福の声
皇居前でも祝福の声が上がっています。
都内の55歳の男性は「とてもお似合いの2人だと思います。小室さんは男性から見てもさわやかな印象で、幸せな家庭を築いてくれると思います」と話していました。
福岡県から来た27歳の女性は「私も大学時代の交際相手と同じぐらいの年で結婚したので、境遇が同じでうれしいです。温かな家庭になりそうですね」と話していました。
栃木県から来た63歳の女性は「晩婚化と言われる中で、若くして結婚を決められたということがすばらしいと思います」と話していました。
千葉県の43歳の男性は小室さんについて「皇室の方を妻に迎えることは自分にはできないと思うので、すごい決意です。穏やかに過ごしてほしいです」と話していました。
2人の母校の学生たちも祝福
眞子さまと小室圭さんが卒業された東京・三鷹市にある国際基督教大学の学生からは祝福の声が聞かれました。
1年生の女子学生は「ご婚約おめでとうございます。直接お会いしたことはありませんが、お二人も聡明でお似合いだと思います。温かいご家庭を築いていただきたいと思います」と話していました。
また、1年生の男子学生は「お二人とも大学の先輩と聞いて親近感を感じています。幸せなご家庭を築いて頂きたいと思います」と話していました。
官房長官「国民とともに心からお祝い」
菅官房長官は「まことにおめでたいことと存じます。国民の皆さんとともに心からお祝いを申し上げます」というコメントを発表しました。
衆院議長「末永く幸せな家庭を」
大島衆議院議長は「国民の皆さまとともに、謹んでお祝い申し上げます。天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻のお慶びもいかばかりかと拝察いたします。才気煥発(さいきかんぱつ)で国際感覚の豊かなお二人が、今後も幅広い分野でご活躍になるとともに、末永く幸せな家庭を築かれることを心よりお祈り申し上げます」とする謹話を発表しました。
参院議長「すばらしいご家庭を」
伊達参議院議長は「ご婚約内定が発表されたことは誠に慶賀に堪えません。深い慈しみを持ってご成長を見守ってこられた天皇皇后両陛下、秋篠宮ご夫妻のご感慨もひとしおのことと拝察し、国民の皆様とともに、お祝い申し上げる次第です。そうめいで誠実な人柄のお二人が、今後、すばらしいご家庭を築かれるとともに、ますますご健康で幸多き人生を歩まれることを、心より祈念いたします」とする謹話を発表しました。