アメリカの11月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて2.7%上昇し、伸び率は2カ月連続で加速しました。
アメリカ労働省が今月11日に発表した11月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて2.7%上昇し、市場予想と同じでした。
伸び率は2カ月連続で加速しています。
また、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は3.3%の上昇で、市場予想と同じでした。
アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は、今月17日から2日間の日程で年内最後の金融政策を決める会合を開きます。
FRBは雇用や物価の情勢を見極めながら、3会合連続の利下げに踏み切るか判断することになります。