日本赤十字社は、小さな子どもの命を助けるために、「AED」をどのように使ったらいいか教える会を開きました。AEDは、心臓が急に止まった人の体に電気を流すパッドを貼って、心臓を動かす機械です。
大阪市で開いた会には、保育園の先生など33人が参加しました。大人とは違って子どもには、パッドは小さなものを使って、胸と背中に貼ったほうがいいと説明がありました。そのあと、赤ちゃんの人形を使って、2本の指で心臓のマッサージをするやり方やAEDの使い方を練習しました。
AEDは事故で心臓が急に止まった場合に役に立つため、専門家は練習して使ってほしいと言っています。
滋賀県大津市で今月の初めに交通事故があって、保育園の子どもが2人亡くなりました。事故のときなどに、小さな子どもをどのように助けたらいいか考える人が増えています。