ファーウェイは17日、「Honor」ブランドで展開する低価格帯のスマートフォン事業を「Honor」の販売代理店などが設立した新会社に売却すると発表しました。ファーウェイは声明で「Honorは大きな圧力を受けており、販売店やサプライヤーのために売却を決めた」と説明、今後は経営には関与しないとしています。
ファーウェイを巡っては、アメリカ政府が国家安全保障上の脅威になるとして事実上の禁輸措置を取っていて、ファーウェイはスマートフォン用の半導体の調達が難しくなっていました。
「Honor」はファーウェイが2013年に立ち上げたブランドで年間のスマホ出荷台数は7000万台以上あり、ファーウェイ全体のおよそ3割を占めていました。