ドイツ南西部のトリーアで1日、歩行者専用ゾーンに車が突っ込みました。
現地警察によりますと、車は蛇行しながら900メートルほど暴走し、次々と歩行者をはねました。生後9カ月の赤ちゃんなど5人が死亡し、十数人がけがをしました。うち複数が重傷だということです。警察は運転していた地元出身の51歳の男の身柄を拘束し、殺人などの疑いで捜査を始めました。
また、男が運転していた車1台を押収しました。政治的や宗教的な動機を示す証拠はこれまでのところ見つかっておらず、検察は男が精神的な問題を抱えていた可能性があるとの見方を示しています。