日本新聞: ホンダ、新型ＥＶ「ゼロシリーズ」を発表

ホンダ、新型しんがたＥＶ「ゼロシリーズ」を発表はっぴょう

Jan 12, 2024 07:01

Furigana

ホンダは米べいラスベガスで開催かいさいされている電子機器でんしききの見本市みほんいち「ＣＥＳ」で、新型しんがたの電気自動車でんきじどうしゃ（ＥＶ）「０（ゼロ）シリーズ」を発表はっぴょうした。

同社どうしゃが９日ここのかに発表はっぴょうしたところによると、２０２６年ねんから市場しじょうに投入とうにゅうする予定よてい。次世代じせだいＥＶに向むけた新あらたな「Ｈマーク」が採用さいようされる。

ホンダは昨年さくねん、新あらたなＥＶの開発かいはつに５兆円ちょうえんを投資とうしし、３０年ねんまでに３０車種しゃしゅを展開てんかいするとの方針ほうしんを発表はっぴょうしていた。これに先立さきだち、世界せかいの主要市場しゅようしじょうですべての新車しんしゃを、二酸化炭素にさんかたんそ（ＣＯ２）排出はいしゅつのないゼロエミッション車しゃ（ＺＥＶ）にする方針ほうしんも示しめしていた。

だが現時点げんじてんでは、すでに複数ふくすうのＥＶを販売はんばいするライバルの韓国かんこく・現代自動車げんだいじどうしゃや米国べいこくのフォード、ゼネラル・モーターズに後おくれをとっている。

ＣＥＳでは、０シリーズのコンセプトモデル「ＳＡＬＯＯＮ（サルーン）」と「ＳＰＡＣＥ―ＨＵＢ（スペースハブ）」が披露ひろうされた。

サルーンは車高しゃこうが低ひくい流線形りゅうせんけいのデザイン。２６年ねんには、このモデルがまず北米ほくべいに投入とうにゅうされる予定よていだ。

スペースハブは車高しゃこうを高たかくしたバンのようなデザインで、広ひろびろ々とした車内空間しゃないくうかんを確保かくほしている。側面そくめんから後部こうぶまでベンチシートがつながったイメージ写真しゃしんもある。発売はつばいの見通みとおしは公表こうひょうされていない。

Ｈマークは文字もじの周まわりの囲かこいを外はずし、よりシンプルになった。現在げんざいのデザインと同様どうよう、Ｈの縦たての線せんは上うえが広ひろがった形かたちになっている。