バーレーンは先月、トランプ政権の仲介のもと、UAE(アラブ首長国連邦)とともにイスラエルと国交を正常化する合意文書に署名しました。これを受けてバーレーンは18日、首都マナマにイスラエルとアメリカの高官を招き、初めての公式会合を行い、外交関係を樹立することなどで合意しました。
バーレーンは、住民の多数派をイスラム教シーア派が占める一方、少数派のスンニ派が国政を握っています。ロイター通信によりますと、バーレーン政府は、イスラエルとの国交正常化にはシーア派国家のイランから国益を守る狙いもあると明らかにしているということです。