「どじょうすくい」の
踊りで
知られる
民謡「
安来節」の
全国大会が
発祥の
地、
島根県安来市で
開かれ、
参加者が
自慢の
唄や
踊りを
披露しました。「
安来節」は、
江戸時代末期から
島根県の
安来地方に
伝わるとされる
民謡で、ひょうきんな
動きで
笑いを
誘う「どじょうすくい」の
踊りで
知られています。
地元の保存会が15日から開いていることしの全国大会には、各地の予選を突破した6歳から83歳までの男女750人余りが出場し、最終日の17日は、最もレベルの高い「師範」の資格をもつ人たちが審査を受けました。
このうち「唄の部」では、出場者が三味線などのリズムに合わせて、こぶしのきいた声を披露し、客席から大きな拍手が送られました。
30年以上安来節をうたっているという島根県出雲市の75歳の男性は「かぜをひいて、うまく声が出るか心配しましたが、無事に終わってほっとしました」と話していました。
また、つづみを披露した島根県飯南町の28歳の女性は「レベルの高い大会なので、とても刺激になります。これからも頑張りたいです」と話していました。