オーストラリアで
パイロットの
飛行訓練中に
教官が
突然意識を
失い、
初めて訓練を
受けていた
男性が
自力で
小型機を
着陸させなければならなくなりましたが、
管制官の
助けも
受けて、
無事着陸に
成功しました。オーストラリア
西部のパースで
先月31
日、
小型機を
使った
飛行訓練中、
教官が
突然発作を
起こして
意識を
失い、
操縦かんを
握るのは
パイロットの
訓練生のマックス・シルベスター
さん1人となりました。
シルベスターさんは管制塔にトラブルを通報し、管制官に「航空機を着陸させたことはありますか」と聞かれ「ありません。初めての訓練です」と答えるなど緊迫したやり取りが続きました。
50分後、シルベスターさんは管制官の指示にも助けられ、妻と3人の子どもが地上で見守る中、無事着陸に成功しました。
2日にインタビューに応じたシルベスターさんは「再び空を飛ぶことに100%迷いはありません。こういう問題が起こっても乗り越えられることを子どもたちに伝えます」と話していました。
地元メディアによりますと、意識を失った教官は着陸後すぐに病院に運ばれて手当てを受け、命に別状はないということです。