米西部サンフランシスコ市議会は4日、多発する銃乱射事件を受け、全米最大の銃擁護ロビー団体の全米ライフル協会(NRA)を「国内テロ集団」と宣言する非難決議案を全会一致で採択しました。他の地方自治体などにも同様の態度を示すよう訴えています。
深刻化する銃犯罪に対し、NRAは合衆国憲法が保障する銃保有の権利を盾に、トランプ大統領や保守派政治家に多額の献金をするなどして規制に抵抗、連邦議会では対策の議論が一向に進んでいません。
決議案は、カリフォルニア州のイベント会場で7月末、男児(6)を含む3人が死亡した乱射事件発生後に提出されました。