関東地方は
大気の
状態が
不安定になっていて、
先週の
台風で
大きな被害が
出た
千葉県で
局地的に
非常に
激しい雨が
降っています。
千葉県や
茨城県を
中心に
このあと
数時間非常に
激しい雨が
降るおそれがあり、
気象庁は
土砂災害や
低い土地の
浸水などに
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
関東の
南に
ある前線を
伴った
低気圧に
向かって
暖かく
湿った
空気が
流れ込み、
大気の
状態が
不安定になっています。
この時間は関東の沿岸部を中心に発達した雨雲がかかっていて、午前9時までの1時間に千葉県が南房総市に設置した雨量計で50ミリの非常に激しい雨を観測しました。これまでの雨で千葉県の館山市と南房総市では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されています。
大気の不安定な状態が続くため、千葉県や茨城県を中心にこのあと数時間、局地的に雷を伴って1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るおそれがあるほか、関東のこのほかの地域では16日昼すぎにかけて、伊豆諸島では夕方にかけて激しい雨が降る見込みです。また、沿岸部を中心に風の強い状態が続く見込みです。
気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風に十分注意し、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には頑丈な建物に移動するなど安全を確保するよう呼びかけています。