高齢者施設の利用者から金をだまし取ったとして日本で逮捕状が出ている元従業員の男がフィリピンで拘束されました。
フィリピンの入国管理局によりますと、首都マニラで1日、日本で詐欺容疑の逮捕状が出ているササキ・ヨウヘイ容疑者(36)が拘束されました。
ササキ容疑者は勤務していた高齢者施設の利用者に対し嘘の投資話を持ち掛け、300万円以上をだまし取った疑いが持たれているということです。
また、現地当局はササキ容疑者についてカンボジアを拠点とした詐欺グループのメンバーとみられるとしています。
現在、ササキ容疑者はマニラにある入国管理局の施設に収容されていて、手続きが終わり次第、日本へ強制送還される見通しです。