ことし10
月、
千葉県市川市の
住宅で
起きた
闇バイト
グループによる
強盗傷害事件で、
起訴された20
代の
実行役2
人が、
前日に
千葉県白井市で
起きた
強盗傷害事件にも
関わったとして
再逮捕されました。
再逮捕されたのは、愛知県春日井市の自営業、藤井柊容疑者(26)と、横浜市旭区の内装工、高梨謙吾容疑者(21)です。
警察によりますと、ことし10月、白井市の住宅に押し入り、70代の母親と40代の娘の顔を殴るなどしてけがをさせたうえ、現金およそ26万円などを奪ったとして、強盗傷害などの疑いが持たれています。
2人は翌日に市川市の住宅で起きた強盗傷害事件で起訴されていて、その後の調べで白井市の事件にも関わっていることが分かったということです。
いずれも闇バイトで集められたとみられ、調べに対し、藤井容疑者は「生活費がなくSNSで『高収入』と調べて応募した。報復が怖くて従うしかなくなった」などと供述しているということです。
一方、高梨容疑者は黙秘しているということです。
捜査関係者によりますと、藤井容疑者は千葉県船橋市と横浜市青葉区で起きた闇バイトによる事件にも関わっているとみられ、警察は引き続き関連を調べるとともに、指示役の特定などグループの実態の解明を進めることにしています。