今年7月に土石流災害が発生した静岡県熱海市の現場で、土砂の搬出作業をしていたショベルカーが川に転落し、操縦していた男性作業員が死亡しました。
警察などによりますと、25日午後4時ごろ、静岡県熱海市伊豆山の逢初橋付近で、土砂の搬出作業をしていたショベルカーが3メートルほど下の逢初川に転落ました。
この事故で、ショベルカーを操縦していた神奈川県小田原市に住む建設作業員の青木良治さん(51)も川に転落し、ドクターヘリで病院に搬送されたものの死亡が確認されました。
現場では今も、行方不明者の捜索と土砂の撤去をはじめとした復旧作業が続いていて、行方不明者の捜索にあたっていた警察官がショベルカーが転落するのを目撃し、消防に通報したということです。警察は事故の原因を調べています。