韓国軍合同参謀本部は28日の声明で、北朝鮮が同日午前6時40分ごろ、日本海へ向けて飛翔体を発射したと発表しました。
声明によると、韓国軍はさらなる発射に備えて即応態勢を維持しています。韓国の情報当局が米国とともに状況分析を進めているそうです。
この直後、米ニューヨークで開催中の国連総会では北朝鮮の金星(キムソン)国連大使が演説に立ちました。
金氏はこの中で、米国と韓国の緊密な関係に反発を示し、南北関係には「米国の干渉と妨害」が常に影を落としてきたと主張しました。
北朝鮮と韓国は今月、それぞれ弾道ミサイルの発射実験を実施し、朝鮮半島をめぐる緊張がさらに高まりました。