大谷選手が所属するドジャースは本拠地ロサンゼルスで吉田正尚選手が所属するレッドソックスとの3連戦の最終戦に臨みました。
大谷選手は1番・指名打者で先発出場し2点を先制された直後の1回、最初の打席は2球で追い込まれたあと3球目、高めの速球に空振り三振となりました。
2対2の同点で迎えた3回は、先頭バッターで大谷選手が第2打席に立ちインコースの速球を打ってレフトフライでした。
5回は、9番・バーンズ選手のソロホームランで5対2となった直後、大谷選手に第3打席がまわり甘く入ったカットボールをとらえて右中間へ飛距離144.1メートルの特大のソロホームランを打ちました。
これで大谷選手は、2021年から4年連続4回目となるシーズン30号ホームランに到達しました。
また、これが大リーグ通算201本目のホームランでプロ野球、日本ハム時代の48本と合わせて日米通算250号まであと1本としています。
このあと7回の第4打席は2アウトランナーなしの場面でフォアボールを選びこの試合は3打数1安打1打点、フォアボールが1つでした。
大谷選手は連続試合ヒットを「6」に伸ばし、打率を3割1分5厘としています。
試合は、ドジャースが9対6で勝ちレッドソックスとの3連戦3連勝です。
一方、レッドソックスの吉田選手は6番・指名打者で先発出場し9回、5対9とチームが4点差まで追い上げなおも1アウト満塁の場面で迎えた第5打席でセカンドゴロとなった間に1点を返しました。
この試合は3打数1安打1打点、フォアボールとデッドボールが1つずつでした。
大谷翔平「この球場で一番大きいホームランを打てれば」
4年連続で30号に到達した大谷翔平選手は試合後、ベンチの中で現地放送局のインタビューに応じ、ホームランを打った時の感触について聞かれると「打球を見ていたがどこに飛んでいったか分からなかったので、打球がどこまで行っていたか確認できなかった」と話しました。
そのうえで場外ホームランはいつ打てるのかと聞かれると「これからまだまだ打席には立っていくので、願わくば、この球場で一番大きいホームランを今後、打てればうれしい」と笑顔で答えていました。