中国の石油大手「中国海洋石油集団」は22日、北部の渤海で油田とガス田合わせて1億トン規模を発見したと発表しました。
渤海は遼東半島と山東半島に囲まれ、首都・北京からも近いエリアです。
中国メディアは「国家のエネルギー安全保障を確実にするうえで重要な意味を持つ」と論評しています。
渤海ではここ数年、大型の油田やガス田の発見が続いています。
一方、南シナ海で油田開発を進めるなか、国海洋石油を巡っては先月、アメリカ商務省が中国政府による軍事拠点化に関わったとして事実上の禁輸リストに追加しています。