ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏は13日のツイートで、毒殺未遂で搬送されたドイツから17日に帰国する意向を表明しました。
同氏は昨年8月、ロシア国内で神経剤「ノビチョク」を盛られて重体となり、搬送先のドイツで療養を続けていました。
ロシア当局は昨年末、ナバリヌイ氏を新たに詐欺の疑いで捜査し始めたと発表しました。これに対して同氏はインスタグラムに投稿した動画で、自身の帰国を阻止するための「明らかなでっち上げ」だと主張していました。
11日にはロシアの刑務当局が、ナバリヌイ氏に別件で言い渡されていた執行猶予付きの刑を実刑に変更するよう裁判所に要請しました。