米自動車大手フォード・モーターが今週、米ケンタッキー州ルイビルにある工場の操業を半導体不足の影響で停止しました。これは操業停止の最新の事例で、半導体不足の影響は今後数カ月間にわたって他の自動車工場にも広がるとみられています。
フォードは声明で、同社を含めた世界の自動車産業で、世界的な半導体不足が課題となっており、生産に影響が出ていると指摘。
CARによれば、半導体不足は一時的なものではありますが、短期間には解消しない見通しで、3月ごろまで続く可能性があります。希望的観測としては、供給が通常の水準に戻るのは今年4~6月期だということです。
一般的な自動車に使われる半導体の数は50個から150個。すべての半導体が組み立ての作業時に必要となるということです。