100
人の
参加者がいることを
売りにしていたフジテレビの
クイズ番組で
参加者の
不足をエキストラで
補っていた
問題で、BPO=「
放送倫理・
番組向上機構」は、
放送倫理違反があったと
結論づけました。フジテレビの
クイズ番組「
超逆境クイズバトル!!99
人の
壁」は、100
人の
参加者から
選ばれた
解答者1
人が、
残る99
人を
相手にクイズで
競うことを
売りにしていましたが、
参加者が
不足した
際、エキストラを
出演させて
補い、クイズへの
解答もさせていませんでした。
こうした対応は番組がレギュラー化される前の特番から始まり、平成30年7月から1年以上にわたって続けられていたということで、BPOの放送倫理検証委員会が審議していました。
そして、18日、BPOは意見を公表し、エキストラによる補充が常態化していたのに、広い視野から警鐘を鳴らすブレーキ役のスタッフがいなかったと指摘したうえで、「多くの視聴者との約束を裏切るものであった」として放送倫理違反があったと結論づけました。
フジテレビは「決定を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組制作に生かしてまいります」とコメントしました。