2021年1月20日は間違いなく歴史的な1日といえます。日付けの数字が前から読んでも後ろから読んでも同じになる「回文」がこの日から始まりました。
日付けの数字を「月/日/年」の順に並べた場合、「1/20/21」から「1/29/21」まで10日連続で回文が続きます。ファーマーズ・アルマナック誌によれば、回文が米大統領就任日に重なるのは初めてで、次回は1000年後の3021年1月20日です。
年内にはもう1度、「12/1/21」から「12/9/21」まで回文の並びがあります。
英国のように「日/月/年」の並びを採用している国にはこの楽しみはありません。
それでも100年後には、どちらでも回文になる「12/12/2121」がやって来ます。
英語の回文には「rats live on no evil star(ネズミは悪い星に住まない)」「never odd or even(偶数でも奇数でもない)」「a man, a plan, a canal, Panama(男、計画、運河、パナマ)」などのフレーズがあります。