欧州と中東、香港や台湾を含めた中華圏の店舗は営業を続けていました。閉店にともなって解雇される従業員の人数は公表されていません。
ゴディバは2年足らず前に、カフェ業態への大々的な進出計画を発表。世界2000カ所に新規開店するという構想の下、2019年4月にはニューヨーク市内にカフェの1号店をオープンし、市内でさらに10店、全米に400店以上を展開すると発表していました。
だがこの計画は実現しませんでした。ゴディバが依存するショッピングモールの客足は減少傾向にあり、売り上げの多くをネット通販と提携先のスーパーなどに頼る状況となっていました。