Japanese News: ＜チェジュ航空旅客機事故＞家族９人失った「プディンギ」も弔問…吠えずにぼんやり位牌だけ見つめていた

＜チェジュ航空旅客機事故こうくうりょかくきじこ＞家族かぞく９人失にんうしなった「プディンギ」も弔問ちょうもん…吠ほえずにぼんやり位牌いはいだけ見みつめていた

Jan 7, 2025 10:01

Furigana

チェジュ航空惨事こうくうさんじで家族かぞくを失うしなった伴侶犬はんりょいぬ「プディンギ」が５日午後焼香所いつかごごしょうこうしょに訪たずねてきました。

青色あおいろの服ふくを着きたプディンギは午後ごご２時じごろ、活動家かつどうかの懐ふところに抱いだかれてソウル市庁前しちょうまえに用意よういされたチェジュ航空犠牲者焚香所こうくうぎせいしゃふんこうしょ（焼香所しょうこうしょ）に入場にゅうじょうしました。

全羅南道霊光郡ぜんらなんどうれいこうぐん（チョルラナムド・ヨングァングン）で暮くらすプディンギはチェジュ航空惨事こうくうさんじで家族かぞくを失うしなった後あと、周辺しゅうへんを一人ひとりぼっちで徘徊はいかいしていたところを動物権団体どうぶつけんだんたい「ケア（Ｃａｒｅ）」により救助きゅうじょ・保護ほごされました。

この日ひ、活動家かつどうかが菊きくを持もって壇上前だんじょうまえに立たつ間あいだ、プディンギは戸惑とまどったように周囲しゅういをきょろきょろ見回みまわしました。

人ひとびと々が黙祷もくとうする間あいだ、後方こうほうを見みつめていたプディンギは同団体どうだんたいのキム・ヨンファン代表だいひょうが追悼ついとうのあいさつを読よみ上あげ始はじめるとぼんやりと犠牲者合同位牌ぎせいしゃごうどういはいのほうを見みつめていました。

プディンギは焼香所しょうこうしょに入はいってから弔問ちょうもんを終おえて出でてくるまで一度いちども吠ほえませんでした。

この日ひケアは公式こうしきの里親探さとおやさがしの手続てつづきを踏ふむ前まえにプディンギの家族かぞくら犠牲者ぎせいしゃを追悼ついとうするために一緒いっしょに弔問ちょうもんに来きました。