日本新聞: パリパラ柔道廣瀬順子が金メダル日本の女子柔道では初

パリパラ柔道じゅうどう廣瀬ひろせ順子じゅんこが金メダルきんめだる日本にっぽんの女子じょし柔道じゅうどうでは初はつ

Sep 6, 2024 23:09

Furigana

パリパラリンピック、柔道じゅうどうの女子じょし57キロ級きゅう、視覚しかく障害しょうがいの軽かるいクラスで、廣瀬ひろせ順子じゅんこ選手せんしゅが金メダルきんめだるを獲得かくとくしました。廣瀬ひろせ選手せんしゅにとっては2大会たいかいぶりのメダルで、日本にっぽんの女子じょし柔道じゅうどうでは初はつとなる金メダルきんめだる獲得かくとくです。

廣瀬ひろせ選手せんしゅは初戦しょせんの準々じゅんじゅん決勝けっしょうと準決勝じゅんけっしょうをともに一いち本ほん勝がちで勝かち上あがり、決勝けっしょうでウズベキスタンのクムシュホン・ホジャエワ選手せんしゅと対戦たいせんしました。

およそ2分間ふんかんは互たがいに技わざによるポイントがなく、一進一退いっしんいったいの攻防こうぼうが続つづきましたが、廣瀬ひろせ選手せんしゅは開始かいしから2分ふん24秒びょうで今こん大会たいかいに向むけて磨みがいてきた「体からだ落おとし」で一いち本ほん勝がちしました。

パラリンピック3大会たいかい連続れんぞく出場しゅつじょうの廣瀬ひろせ選手せんしゅは、初はつ出場しゅつじょうだったリオデジャネイロ大会たいかいで銅メダルどうめだるを獲得かくとくしていて2大会たいかいぶりのメダル獲得かくとくで、女子じょし柔道じゅうどうが実施じっしされた2004年ねんのアテネ大会たいかい以降いこう、です。

廣瀬ひろせ順子じゅんこ「たくさんの人ひとの協力きょうりょくと支ささえで頑張がんばれた」

廣瀬ひろせ選手せんしゅは「準決勝じゅんけっしょうでひじを痛いためて不安ふあんはあったが、動うごき始はじめたら勝かてるかなと思おもって最後さいごまで頑張がんばった。練習れんしゅうしてきた技わざでしっかり投なげられたのですごくうれしい」と試合しあいを振り返ふりかえりました。
そして「この3年間ねんかん、たくさんの人ひとの協力きょうりょくと支ささえがあって、ここまで頑張がんばることができた。多おおくの人ひとに感謝かんしゃしている。応援おうえんに来きてくれた皆みなさんの前まえでいい試合しあいができて本当ほんとうによかった」と笑顔えがおで話はなしていました。