兵庫県の
斎藤知事はパワハラの
疑いなどで
告発された
問題をめぐり、「
改革の
歩みを
止めるべきではない」と
述べ、
重ねて
続投に
意欲を
示したうえで、
県議会でみずからへの
不信任決議案が
可決された
場合は、
議会の
解散も
排除せずに
検討する
考えを
示しました。
この問題で、兵庫県議会では86人の議員全員が斎藤知事の辞職を求めていて、最大会派の自民党などは知事が辞職要求に応じなければ定例議会初日の今月19日に、不信任決議案を提出する方針です。
これについて斎藤知事は13日、県庁で記者団に対し「政治家として歩み始めたばかりで、不適切な行為や対応をしたこともあるが、県政を改革し刷新していく思いを今でも強く持っている。若い世代への投資など改革の歩みを止めるべきではなく、続投したい気持ちが強い」と述べ、重ねて続投に意欲を示しました。
そのうえで、不信任決議案が可決された場合に知事が失職か議会を解散するかを選択することについては、「可決されるのであれば、法律の趣旨に基づいて判断したい。さまざまな選択肢を検討していく」と述べ、県議会の解散も排除せず、検討する考えを示しました。