兵庫県丹波篠山市は27日、同市大山新の大豆加工食品製造「京都庵」の篠山工場から、大山川の農業用水路や河川本流の一部に、約16トンの大豆の搾りかすが流出したと発表しました。水道水や人体への影響は無く、魚の死骸などは見つかっていないということです。
同市によると、同日午後2時40分ごろ、川が白濁しているのを住民が発見しました。原因を調査したところ、近くの同工場から流出した大豆の搾りかすと判明しました。その後、通報を受けた同市が現地を確認しました。
搾りかすは、同工場の汚泥貯留槽の配管が詰まってあふれ出したといい、周囲には食品の腐敗臭が漂っています。