ポンペイ考古学公園によれば、青銅やすずが使われた馬車はほぼ無傷の状態でロープの痕跡もありました。
ポンペイ考古学公園のマッシモ・オザンナさんは「古代世界に関する我々の知識を前進させるためのけた外れの発見だ」と語っました。
今回の馬車の一部が火山物質の中から最初に見つかったのは1月7日。先週になり、馬車全体が発掘され、保管されていた部屋の一部が崩壊していたにもかかわらず、馬車自体は奇跡的にほぼ無傷でした。
今回馬車が発掘されたビラ(邸宅)はポンペイの北に位置しており、2018年には3頭の馬の死骸が見つかっていました。そのうちの1頭の馬は馬具も装着していました。