神奈川県の
平塚市に
勤務する28
歳の
職員が、
病気で
休職していた
期間中に、
市に
無断で
小説を
出版して、
およそ320
万円の
報酬を
得ていた
などとして、
停職6
か月の
懲戒処分を
受けました。
職員は、20
日付けで
依願退職したということです。
平塚市によりますと、この職員は、病気で休職していたおととし7月から今月にかけて、市に無断で小説を4点出版するなどして、およそ320万円の報酬を得ていたほか、ネットの小説投稿サイトに256話分を投稿し、自身のツイッターでも書籍の宣伝などを、およそ1万回にわたって行っていたということです。
ことし6月に匿名の通報があり、市が調査したところ、職員が認めたということで、市はこの職員が病気で休職中に許可をえないで継続的に小説を出版し、営利活動をしたのは地方公務員法に違反するとして、20日付けで職員を停職6か月の処分にしました。
職員は20日付けで依願退職したということです。
平塚市職員課は「極めて遺憾で、深くおわびします。今後は信頼回復と再発防止に向け、全力で取り組みます」とコメントしています。