英国とニュージーランドは22日までに、自由貿易協定(FTA)を締結することで合意しました。ブルドーザーやワイン、バス、衣服の関税引き下げにつながるとみられます。
1年4カ月の交渉を経て結ばれた今回の合意は、英国にとって欧州連合(EU)離脱後に他国と成立させた協定の最新のものとなります。
英政府は通商政策に関する交渉を独自に行えるようになったことがEU離脱の重要メリットだと主張します。ここまでニュージーランド、オーストラリア両国との合意を進めてきたが、国内の農業従事者は安価な輸入品に対する懸念からこうした動きに反対しています。
20年、EUは英国の物品・サービスの輸出先の42%、輸入元の50%をそれぞれ占めていた。企業各社はEU離脱に伴う新たな貿易障壁に直面しています。