米フロリダ州セントピーターズバーグで子ども2頭を含む4頭のイルカは、15日から運河に迷い込んでいました。イルカは超音波の反響を利用するエコーロケーションによって方向を見定めます。
州に連絡があった15日の時点では、イルカたちが方向を見失った様子は見られなく、いずれ潮流に乗って泳ぎ去ると思われていました。ところが1日過ぎても出られずにいたことから、当局は運河と水路の位置を確認し、イルカを脱出させる作戦を立てました。
人間の鎖が水に入ってから45分後に、イルカたちは橋の下をくぐって泳ぎ去りました。全ては計画通りに進みました。