低気圧や
前線が
近づいている
北陸や
北日本を
中心に
風が
強まり、
局地的に
雨雲が
発達しています。
気象庁は、
暴風や
高波の
ほか、
大雨に
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、台風18号から変わった低気圧や前線が近づいているため、北陸や北日本を中心に風が強まり、広い範囲で大気の状態が不安定になっています。
新潟市西蒲区では、午後4時半ごろに30.1メートルの最大瞬間風速を観測しました。午後5時までの1時間には、新潟県村上市の高根で31.5ミリの激しい雨が降りました。新潟県では土砂災害の危険性が高まり「土砂災害警戒情報」が発表されている地域があります。
北陸と東北の日本海側では、4日夜にかけて非常に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みで、5日にかけての最大風速は北陸で23メートル、東北で20メートル、最大瞬間風速は30メートルから35メートルに達すると予想されています。
北陸や東北では4日夜にかけて、北海道では5日の朝にかけて、大気の状態が不安定になり、局地的には雷を伴って、非常に激しい雨が降るおそれがあります。5日夕方までの24時間に降る雨の量は、北陸で150ミリ、北海道で120ミリ、東北で100ミリなどと予想されています。
気象庁は、北陸や北日本では、暴風や高波のほか、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒するよう呼びかけています。落雷や竜巻などの突風にも十分注意してください。