香港では
抗議活動の
際にマスク
などで
顔を
隠すことを
禁止されたことを
受けて、
6日もこれに
反対する
市民らによる
大規模な
デモ行進が
行われ、
多くの
市民がマスクを
着けて
抗議の
意思を
示しました。
夕方以降、
参加者の
一部が
警察本部に
火炎びんやれんがを
投げ入れる
など過激な
行動に
出ていて、
警察が
催涙弾を
使って
強制排除に
乗り出しています。
香港では
5日から
抗議活動の
際にマスク
などで
顔を
隠すことを
禁止する
規則が
施行されましたが、
香港中心部では
5日に
続いて
6日も
警察の
許可がないまま
規則に
反対する
市民らによる
大規模な
デモ行進が
行われました。
ほとんどの参加者はマスクを着けて参加し、雨が降りしきる中「香港人は抵抗せよ」などと声を上げながら大通りを行進していました。
デモに参加した16歳の少年は「香港政府を強権的にさせないようマスクを着けて抗議して、われわれの基本的な権利を守る必要がある」と話していました。
また30代の男性は「マスクを着けることは政府に対する態度表明であり、挑戦だ」と話していました。
一方で夕方以降は参加者の一部が過激化し、警察本部などに火炎びんやレンガを投げ入れたり複数の地下鉄の駅で設備を壊したりしていて、警察が催涙弾を使うなどして強制排除に乗り出しています。
香港メディアによりますと複数のけが人も出ているということで、混乱が続いています。
デモ参加者が人民解放軍施設に光線 軍側が警告
複数の香港メディアによりますと、6日夜、デモの参加者の一部が香港の九龍半島に駐留する中国の人民解放軍の施設に対しレーザーポインターを使って光線をあてたため、軍側が「法令に違反しており検挙されるおそれがある」と書かれた黄色い旗を示して警告したということです。