愛知県で
開かれている
国際芸術祭で
中止された「
表現の
不自由」を
テーマにした
コーナーについて、
愛知県が
8日再開する
方針を
固め、
関係者に
伝えたことが
分かりました。
8月1日から
愛知県で
開かれている
国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」では、「
表現の
不自由」を
テーマに、
慰安婦問題を
象徴する
少女像などを
展示する
コーナーが
設けられましたが、テロ
予告や
脅迫ともとれる
電話などが
相次ぎ、
開幕から
3日で
中止されました。
このコーナーについて愛知県は中止前の状態と展示の一貫性を保ちつつ、事前に予約した人に整理券を配るなどの対策を講じ、早ければ6日から遅くても8日から再開することを目指してきましたが、展示方法などをめぐる協議が難航し、6日と7日の再開は見送られました。
しかし関係者によりますと、7日になって、芸術祭の実行委員会とコーナーの企画に関わったメンバーとの間で再開に向けた協議がまとまり、愛知県は「表現の不自由」をテーマにしたコーナーを8日、再開する方針を固め、こうした方針を関係者に伝えました。
芸術祭の開催期間は今月14日までで、閉幕まで1週間を切る中でコーナーの展示が行われることになります。