消費税率の
引き上げでキャッシュレス
決済での
ポイント還元制度に
参加したスーパーの
中には、
支払いの
際にキャッシュレスで
決済する
客の
数が、
増税前の
倍近く増えたところもあります。
東京 足立区のスーパーは、
政府によるキャッシュレス
決済での
ポイント還元制度に
参加していて
電子マネーやQR
コードによるキャッシュレス
決済で
買い物をすると、
購入額の
5%
分が
還元されます。
実質的な値引きとなることもあって、このスーパーでのキャッシュレスでの支払いは税率引き上げからきのうまでの7日間で36%に達し、増税前と比べて倍近く増えました。また店の近くに大学があることもあって、キャッシュレス決済で買い物をする若い客が増えているということです。
消費税率の引き上げをきっかけにQRコード決済を始めたという30代の客の女性は「増税で負担も増えたので安くできるところは1円でも安くしていきたい」と話していました。
この店ではこれまで、大きなトラブルは起きていないということですが、店員からの説明ではじめて自分が持っている電子マネーやクレジットカードが制度の対象だと知ったいう人も目立つということです。
現金で会計をした80代の女性は「ポイント還元制度のことは聞いていましたが自分の持っている電子マネーが使えるとは知らなかったです。次からは使おうと思います」と話していました。
スーパーTANAKAの田中章一社長は「高齢の方でも意外とキャッシュレスの手段を持っている人が多いという印象を持っています。積極的に声をかけて利用を呼びかけたいです」と話していました。