大阪で行われているフィギュアスケートの全日本選手権は2日目の21日、ペア前半のショートプログラムが行われました。
三浦選手と木原選手の“りくりゅう”ペアはけがなどの影響で5年ぶりの出場で、序盤の3回転トーループが回転不足となって減点されました。
ただ、木原選手が三浦選手を頭の上に高く持ち上げるリフトでは、最高評価のレベルフォーを獲得するなど安定感のある演技を見せて74.16をマークしてトップに立ちました。
2位は長岡柚奈選手と森口澄士選手のペアで61.82、3位は清水咲衣選手と本田ルーカス剛史選手のペアで54.22でした。
また、アイスダンス前半のリズムダンスでは、1位が吉田唄菜選手と森田真沙也選手のカップルで71.84、2位は田中梓沙選手と西山真瑚選手のカップルで66.03、3位は佐々木彩乃選手と池田喜充選手のカップルで55.53でした。
ペアとアイスダンスの後半の演技は、大会最終日の22日に行われます。
三浦璃来「集中して取り組むことができた」
“りくりゅう”ペアの三浦璃来選手は「大きなミスなくきちんと70点台に乗せることができたのはよかったと思う。5年ぶりだったが激しい緊張を感じることはなく、しっかりと集中して取り組むことができた」と振り返りました。
木原龍一「いつもどおり体が動いてくれた」
また、木原龍一選手は「すごく集中していつもどおり体が動いてくれた。日本に帰ってきてから本当にいい練習を積むことができていて、あとはそれを試合で出すだけなので、年内最後の演技となるあすのフリーで力を出し切りたい」と話していました。